UFC応援コラム

UFC.13 「喜びの涙でありながら、嫉妬に胸を焦がす乙女の涙でもあります。」

明けましておめでとうございます。株式会社ユークスのヤマチューです。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
僕はといえば、人生で初めて年越しの瞬間を眠りの中で迎えてしまいました。
起きたら2010年1月1日0時2分だったのです。
昔は年越しの瞬間をワクワクドキドキして、興奮を抑えながら迎えたものですが、いまや睡魔を優先する有様。
人間性が枯渇しています。ゴビ砂漠です。これではいけない。フレッシュな気持ちを取り戻さなければ。

2010年をフレッシュかつ潤いある一年にするためには、去年を振り返るということも必要かと思います。
よって今回は2009年のヤマチュー的ニュースTOP3を発表していこうと思います!

第3位『バッファ360事件』

ご存知無い方もいらっしゃるかも知れませんので一応の説明を。
UFCには名物リングアナウンサーであるブルース・バッファという人物がいます。ロマンスグレーのナイスミドルであります。とにかくテンションが高く、見ていて思わず口角の上がってしまう素敵なおじさまです。

UFCでは試合前のファイターコールはブルース・バッファが行うのですが、毎回迫力ある声で格好良く決めてくれます。
彼のファイターコールには独特のフリがあるのです。最初はファイターに背を向けておいて、コールの瞬間に体全体をグルッと回転させファイターに向き直るのです。これが普段のブルース・バッファ。いわばバッファ180。

そして件のバッファ360。これは僕がラスベガスに行った際、観戦したUFC100で起こった大事件です。
記念すべき大会であるUFC100。更にブロック・レスナーVSフランク・ミアという世紀のタイトルマッチ…勿論会場の盛り上がりも最高潮。ブルース・バッファもテンション振り切れてしまったのでしょう。
いつもとは違いファイターに正対した状態で喋り出したかと思うと、目にも止まらぬ速度で一回転。そしてブロック・レスナーを高らかにコール。いつもより多く回ってしまったのです。

目の前で起きた現実に目を疑うほどの、衝撃が会場を駆け巡りました。僕自身、会場の盛り上がりがブロック・レスナーに対するものなのか、目の前で360度回転した52歳の男性に対するものなのか判別がつきませんでした。

惜しくも、僕が見ていた位置からはブルース・バッファの表情を捉えることが出来ませんでしたが、きっとやりきった感に満ちた素敵なお顔をしていたことかと思います。
なんでもテレビ放送ではこの場面は流れなかったそうで…なかなかできない貴重な体験をすることができました。

第2位『UFCファイターに感銘』

こちらは当コラム7回目でも触れました、「UFC 2009 Undisputed」(日本版)発売と、「UFC登竜門 ジ・アルティメットファイター シーズン9」の共同記者会見での出来事です。

この記者会見には、宇野薫選手、岡見勇信選手、秋山成勲選手、水垣偉弥選手と名だたるファイターがいらっしゃいました。実際に間近で見るファイターの迫力ときたら筆舌に尽くしがたいものがあります。会場には大勢の人間がいたのですが、『あの人だけ何か違う』と思わせる空気感があるといいますか…大袈裟に言ってしまえばまるで後光を放っているようでした。くぐった修羅場の数が特有のオーラをにじみださせるのでしょうか。流石です、オクタゴンファイター。

いつも何かに怯えて暮らしている僕にとっては、眩しすぎました。目も合わせられず縮こまっていたのですが、いざ実際にお話をさせていただくと皆様とても気さくな方々で、楽しい時間を過ごさせていただきました。
秋山選手には実際にゲームをプレイしていただいて生の感想がいただけましたし、格闘技ファンとしてもゲームクリエイターとしても、まさしく夢のような時間でございました。
こんな時間がずっと続けばいいのに…と、イベントを終えた後も夢見心地。ただ緊張による汗の量が尋常ではなく、常に風呂上がりみたいでした…ファイターの皆様に不快感を与えなかったかだけが、今もひたすらに心配です。

しかし、こうして振り返ると2009年は見事にUFC関連の思い出ばかりです。
TOP3と銘打ちましたが、TOP10までランキングしてもUFCのことばかりのような気がしています。
UFCまみれの1年、UFC尽くしの1年、UFCのことばかり考え過ぎて、油断すると自分が1回くらいUFCに出場したことがあるような気すらしてきます。

1位は、そういった刺激的な1年のきっかけとなったという意味でも、これしかないと思います。

第1位『UFC 2009 Undisputed発売』

このゲームの発売から僕の周りは面白イベントが頻発し、日々が物凄い速度で過ぎていくようになりました。
年明けから景気付けにオンライン対戦を試みましたが、10戦7敗というそれはもう無残な成績に終わりました。目も当てられない。
キャリアモードもこなしていますし、ある程度の場数を踏んだため、かなり上手くなったと自負していたのですが…全く歯が立たない。発売から約3か月が経ち、確実にオンライン全体のレベルが上がっています。
置いて行かないでいただきたい。プレイしながら皆様の成長速度に涙目でした。喜びの涙でありながら、嫉妬に胸を焦がす乙女の涙でもあります。
今年もまだまだ「UFC 2009 Undisputed」は絶好調です。2010年は一人でも多くのユーザー様と対戦できるよう、オンラインでも積極的にプレイしていこうと思います。マッチアップされた際は、宜しくお願いします。

さて、2010年も始まったばかりですが、UFCから重大なニュースが発表されました。
なんと、五味隆典選手がUFCと契約を結んだことが明らかにされました。
五味選手と言えば、PRIDE武士道で連戦連勝を続けていた姿が印象的。誰と戦っても負けない強さは僕の中でヒーロー像として色濃く残っています。個人的に注目の選手です。

それにしても、日本人選手の活躍には目を見張るものがありますね。今後のUFCがますます盛り上がりそうで、楽しみです。

ということで今回はここまで、今年も宜しくお願いします。