レッスルキングダム“チャンピオンカーニバル”       Aリーグ第八試合 武藤敬司vsカズ・ハヤシ 2006年04月13日
レッスルキングダム“チャンピオンカーニバル”のAリーグ第八試合は、カズ・ハヤシvs武藤敬司。
武藤はここを勝てばリーグ突破に王手。自身のリーグ最終戦を前にした負ける訳にはいかない一戦だ。
カズはここを勝って悲願のチャンカン一勝を上げたい。最終戦となるこの一戦は負けられない。
一昨年の再現となり武藤が勝ち上がるのか、カズが新たな局面を切り開くのか。



開幕からエルボーを中心としたカズの打撃ラッシュ。武藤はエルボーを打ち合いつつしっかりと受け切るが、カズがキックで波に乗りかけたところでドラゴンスクリューを決めて流れを断ち切る。武藤の持つ独特の間合いにカズはリズムが掴めない。
グラウンドに引きずり込んだ武藤は、執拗な足攻めでカズのスピードを奪っていく作戦をとる。対するカズも、武藤が爆弾を抱える膝に攻撃を集中。互いに足を殺しあう。
ロープに走ったカズに、武藤は会心の低空ドロップキックを放つが、カズは紙一重でかわして武藤ばりのドラゴンスクリュー!苦しむ武藤を得意技クランチループで捕獲した。



ここからカズは足への波状攻撃を展開。ニークラッシャーで何度も打ちつけ、リバースインディアンデスロックからの鎌固めで絞り上げる。
スワンダイブのミサイルキックをピンポイントに膝に決め、踏ん張りの利かなくなった武藤をブレーンバスターで投げきると、気合の入ったフルネルソンスープレックスホールド!カウント2.5まで追い込んだ。
流れを取り戻すべく、武藤は得意のフライングメイヤーからのフラッシングエルボーを放つが、カズは良く見て回避。逆にサイクロンホイップからフラッシングエルボーを武藤に食らわせて流れを渡さない。

カズはフランケンシュタイナーの打ち合いを制して雪崩式の大技を狙うが、体を入れ替えた武藤に雪崩式フランケンシュタイナーを食らってしまう。
武藤はコーナートップからの低空ミサイルキックを見事命中させて流れを逆転。苦しみながら立ち上がったカズに、低空ドロップキックからのシャイニングウィザード一閃!執念の咆哮を上げて立ち上がったカズに、返す刀でもう一撃シャイニングウィザード!悲鳴を上げる膝で蹴り抜いた。



カバーを2.9で辛うじて返したカズに、武藤は伝家の宝刀ムーンサルトプレスを決行。トップロープに駆け上った武藤は、ぐったりと力を無くしているカズに向けて、完全勝利の弧を描き切り――両膝を激烈に痛打!ギリギリで回避に成功したカズは、痛みに身動きが取れない武藤を一瞬の丸め込み!
武藤は天地がわからない状態で、まさかの3カウントを聞いた。

カズは武藤からの大金星で自身のチャンカン終幕に華を添え、今大会最高のサプライズを演じて魅せた。
武藤は膝の痛みと匹敵するほどの手痛い敗北。この黒星を引きずらず、最後の一戦で白星を勝ち取れるか。


○カズ・ハヤシ (16分0秒 スクールボーイ) 武藤敬司×

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筆者: WKGM46

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