TOP > HISTORY OF UFC > PART3:黄金期

UFCとは?


創設から16年、名実ともに世界最高峰の格闘技イベントに

オクタゴン(金網で囲われた8角形マット)で繰り広げられる
“アルティメットファイト”がさらに加熱――2007年のPRIDE買収劇を境に、
日本の総合格闘技ファンに馴染みのある元PRIDE王者たちが、
続々とUFCに主戦場を移した。

2007年、初代PRIDEヘビー級王者のアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ミノタウロ・ノゲイラ)と
「PRIDE無差別級グランプリ2006」優勝者のミルコ・クロコップの オクタゴンデビュー

過去にUFC出場を経験している初代PRIDEミドル級(※編注1)王者の
ヴァンダレイ・シウバ
の約7年半ぶりの参戦は、
総合格闘技ファンにとってビッグニュースであった。

UFCの洗礼を浴びてミルコ、シウバの戦績が振るわない中、
ノゲイラはUFC 2戦目となったUFC 81(2008年2月2日)で
元UFC世界ヘビー級王者のティム・シルビアをフロントチョークで
タップアウトさせ、UFC世界ヘビー級暫定王者に。
長い手足を巧みに使いこなしたキレのある寝技で数々の一本勝ちを
量産してきた “柔術マジシャン(※編注2)”のテクニックが、
オクタゴンでも通用することを証明した。

2008年には、ヘビー級戦線の勢力図を大きく塗り替える“怪物”が
出現した。 プロレスラーから総合格闘家に転向したブロック・レスナーが、
UFC 91(2008年11月15日)にてUFC世界ヘビー級王者の ランディ・クートゥアにTKO勝ちを収め、オクタゴンデビュー3戦目にして同王座を獲得。
UFC 100(2009年7月11日)での「UFC世界ヘビー級統一王座決定戦」にて、UFCデビュー戦で苦汁を飲まされたフランク・ミアを終始一方的に攻め続け、パウンドでTKO勝ち。総合格闘家デビューから2年、UFC参戦から1年5ヶ月でUFCの頂点を極めた。


ヘビー級戦線に新風が吹いた一方、他の階級も強固な王者が名を連ねている。デビュー以来無敗(※編注3)を続けるライトヘビー級王者のリョート・マチダをはじめ、過去にPRIDEでも活躍し、UFC最多連勝記録である10連勝(※編注4)をマークしたミドル級王者のアンデウソン・シウバ、空手・柔術・レスリングと様々な競技の技術を習得し、どんな状況下でも対応できる
トータルファイターであるウェルター級王者のジョルジュ・サンピエール(GSP)、“ザ・プロディジー”の異名が表すように、天才的な柔術・ボクシングのセンスを 持ち合わせているライト級王者のBJペン――
この王者たちの下にもまだまだ実力者たちが大挙しており、
虎視眈々と王座を狙っている状況。
この選手層の厚さが、現在のUFCで展開されるハイレベルな闘いを生み出しているのだ。


創設から約16年、黄金期を迎えたUFCは、今や世界最高峰の総合格闘技イベントである。

※編注1:UFCではライトヘビー級に該当。
※編注2:PRIDE時代のニックネーム。UFCでの異名は、ギリシア神話の登場人物である牛頭人身の怪物“ミノタウロ”。
※編注3:2009年9月25日時点。UFCでは7戦全勝。
※編注4:2009年9月25日時点。

 

* 画像は開発中のものになります。

TOP