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UFCとは?


PART 1:黎明期

総合格闘技の革命! 世界に衝撃を与えたUFCの誕生!

UFC=アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップとは、
世界で最も過酷で、最もエキサイティングな総合格闘技イベント
である。
オクタゴンと呼ばれる金網に囲まれた8角形のマットを戦場にして、
打撃、投げ技、関節技など、人間が持てるあらゆる技術と能力を駆使し、
究極の闘いを行なう。

その第1回大会は、1993年11月12日、アメリカのコロラド州デンバーで
開催された。当時はまだルールが整備されておらず、
階級分けもないまま素手で殴り合い、目潰しと噛み付き、
金的以外のあらゆる攻撃を認めるというストリートファイトさながらの
闘いであった。それゆえ、過激すぎるという意見もあったものの、
強い者だけが生き残るという単純明快な醍醐味は、人々を大いに魅了した。

このとき行なわれた8人参加のトーナメント戦で見事に優勝を飾ったのは、
グレイシー柔術のホイス・グレイシー
日本古来の武道である柔術を駆使し、プロボクサー、プロレスラー、
空手家の全てに完勝したホイスの闘いぶりは、全世界に衝撃をもたらした。
そして、世界中に埋もれていたまだ見ぬ強豪選手たちを突き動かしたのである。

その後、UFCは定期的に開催されるようになり、オープンフィンガーグローブの着用や
階級制の導入など、ルールも徐々に整備されて行く。
また、ホイス以外にも、ケン・シャムロック、ダン・スバーン、タンク・アボット、マルコ・ファス、ゲーリー・グッドリッジ、ドン・フライ、
マーク・コールマン、ランディ・クートゥア、モーリス・スミス、マーク・ケアー
といったスター選手が続々と登場。
柔術、レスリング、キックボクシングなど、あらゆる格闘技の猛者たちが集う極限の舞台として完全に定着した。
特に、このころの名勝負として、ホイスvsシャムロック、ホイスvsスバーン、フライvsグッドリッジ、フライvsコールマン、
スミスvsコールマン
などが知られている。

もともと格闘技人気が高い日本では、UFCへの関心も非常に強かった。数名の日本人選手が渡米してUFCに参戦したほか、
後発のイベントが日本国内でも多数行なわれ、日本の総合格闘技は短期間で急成長を遂げる。
そんな中、1997年12月21日には横浜アリーナで「UFC Japan: Ultimate Japan」が開催され、 桜庭和志がUFC-Jヘビー級トーナメントを制して一躍脚光を浴びた。その後も、UFCと日本の格闘技界は密接な関連性をもって発展し、それぞれ全盛期を築いて行く。

まさしく、UFCは現代総合格闘技の先駆けであり、その誕生は革命と呼ぶにふさわしい出来事だったのである。

PRAT2へつづく>>

 

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